第4話「お姉ちゃんはバラの女王」
放映日:1979年3月2日
舞台:「バラ祭」ににぎわうフランスの町
花言葉:バーガディー種のバラ「気づかない美」
ゲストキャラ:アンナ(内気だが料理上手な少女) ジャン(姉・アンナを応援する弟)
ルンルンたちは「バラ祭」ににぎわう町にやってきた。町中が美しいバラであふれている。
青年カメラマン・セルジュもバラの花を撮影しているようだ。
町では、「バラの女王コンテスト」の開催が告知されていた。ルンルンは出場を決め、町で見かけた優勝候補のエリザベートの家を偵察に行く。
エリザベートは取り巻きを従えた女王的存在。自分がバラの女王になると信じて疑わず、ピンクのドレスで出場する自分を引き立たせるために、周囲には白いドレスを着るように強要する。
そこでルンルンはアンナとジャンという姉弟と出会う。ジャンのイタズラのせいで、ルンルンは庭の池に落ち、ずぶぬれに。二人の家にやっかいになる。
アンナの家族から「バラの女王コンテスト」について話を聞くルンルン。コンテストに備えて、花の鍵で水着に変身して見せたりするのだが、水着審査はないと言われる。
この町に住む女の子であれば、誰でもあこがれるバラの女王。しかし、引っ込み思案のアンナは「私なんて・・・」と出場を躊躇している。そんな姉の姿に、弟のジャンはいらだっているようだ。
ルンルンは、コンテストのためにアンナとダンスの練習をする。「バラの女王コンテスト」は、女の子らしさを競うものなのだ。そんな二人の様子がジャンには面白くない。ルンルンばかりがコンテストの準備をしているからだ。ジャンにとって、最高のクレープを作る姉こそが「バラの女王」。ルンルンもアンナの作った「リンゴのクレープ」を食べ、そのおいしさに感動する。
一方、ヤボーキの提案でトゲニシアもコンテストに出ることにする。そのとき、ばったり顔を合わせたのが優勝候補・エリザベートとその取り巻き達。
火花を散らすエリザベート派とトゲニシア。そこにルンルンとアンナたちも出くわす。
ジャンは大勢の人に向って、自分の姉こそが女王にふさわしいと言ってのける。ジャンの言葉にアンナは恥ずかしくなり、家に駆け戻ってしまう。
アンナを追って家に戻ったルンルンは、アンナの母からコンテストの変貌を聞く。かつては料理や裁縫などの技術も含め「真の女の子らしさ」を総合的に判断して女王を選ぶものだったのに、いつしか表面的な美しさだけを競うようになってしまったのだという。ルンルンはそんなコンテストに疑問を感じるのだった。
コンテスト当日、ルンルンは花の鍵で豪華なドレスに変身し、目を引く。審査員が絶賛する中、再び花の鍵でオーバーオールのおてんば娘に変身したルンルンは、一転。暴れ回り、コンテスト会場をメチャメチャにして飛び出していく。
「本当の私はこんなにおてんばなのよ!みんな見た目でごまかされているわ!」
審査員たちはルンルンの行動に呆れ、残った出場者に女の子らしさというものをあらためて問う。
そこへジャンが現れて、アンナの作ったクレープを審査員たちに食べさせる。みなアンナのクレープの美味しさに感動し、これこそが真の女の子らしさだと気づく。その結果、見事アンナは優勝!
その結果を見届けたルンルンたちは、再び七色の花探しの旅の途につく。
セルジュはアンナたちの家に、ルンルンとの思い出として「新種のバラの苗」を置いていく。
《管理人が斬る! この回のみどころ》
タカビーなお嬢さまのかげにかくれて目立たないが芯の強い少女・・・野に咲くスミレのようなアンナがうまく描かれている。美の価値観というのは、世につれ移り変わるモノですが、料理上手は永遠なんでしょうな~。
オーバーオール姿で飛び回るルンルンがプリティ。