花の子ルンルン大辞典 TOP ストーリーダイジェスト > 第6話「ぶどう畑のお婆ちゃん」

第6話「ぶどう畑のお婆ちゃん」

放映日:1979年3月16日
舞台:フランス、ぶどう摘みの盛んな村
花言葉:赤いケシ「なぐさめ」
ゲストキャラ:おばあちゃん(ぶどう酒づくりの名手)

ルンルンたちはぶどう摘みの盛んな村にやってきた。
ルンルンは、広場の噴水前で、コインを投げて左の道を行くことに決める。
はしゃいだヌーボとキャトーは、ルンルンを置いてお花畑に入り込み、花畑を荒らしてしまう。しかし二人はあえなく御用となる。
ある家でとらわれの身となった二人を、やっとのことで見つけたルンルンは、事情を聞く。二人が荒らしてしまった花畑は、お墓に飾るために、その家の隣に住むお婆ちゃんが丹誠込めて育てているものだったのだ。

ヌーボとキャトーを放してもらったルンルンは、お婆ちゃんに謝りに行く。しかし、お婆ちゃんは悲しそうに目を伏せたまま、背中を向けてしまった。お婆ちゃんは自分の子どもを早くに亡くし、唯一の家族であった孫娘セシールも、パリで交通事故に遭い、亡くなってしまった。それ以来心を閉ざし、口を利かなくなってしまったのだという。

ぶどう酒づくりの名人だったのだが、その熱意も失ない、ふさぎこんでいると隣の夫婦は話す。
「私たちはぶどう摘みを手伝っているんだけど・・・」

それを聞いたルンルンは、お婆ちゃんの畑のぶどう摘みを手伝うことにした。
ルンルンは、花の鍵を使って作業着に変身。朝早くからぶどう摘みにいそしむ。もちろんヌーボとキャトーも一緒だ。よく働く3人の姿に、隣の夫婦も感心する。
今は器械による摘み取りが主流になっているが、お婆ちゃんの畑は、昔ながらの伝統を守り、一房一房ねいねいに手で摘んでいる。ぶどう酒作りの名人だったおじいさんの技を受け継ぐためにも、お婆ちゃんには元気になってもらいたい、と隣の主人は話すのだった。

連日、ぶとう摘みをしながらお婆ちゃんをいたわるルンルン。相変わらず無言のお婆ちゃんに語りかけ、腰をもんでやったりする。そんなルンルンに背中を向けながらも、お婆ちゃんはそっと涙を流すのだった。

なかなか旅立たないルンルンに、ヤボーキはいらだち、お婆ちゃんの家に乗り込もうとするが、ぶどう酒蔵に忍び込んだのが運のツキ、ぶどう酒を飲んで酔いつぶれてしまう。不審な物音を聞いた隣の主人にしっぽを見つけられ、なすすべもなく追い出されてしまった。

その夜、お婆ちゃんは、普段納屋で寝泊りしているルンルンを自分の部屋のベッドに案内する。それはセシールが使っていたベッドだった。お婆ちゃんは、ルンルンにセシールの思い出話を語り、今まで心を閉ざしていたことを謝る。
「セシールも、ルンルンのようにやさしい子だった・・・」
お婆ちゃんのかたくなだった心が、ルンルンの優しさに慰められ、解き放たれたのだ。

翌日には、すっかり元気で気丈なお婆ちゃんが戻ってきた。隣の夫婦におじいさんから伝えられている伝統のぶどう酒作りを受け継いでもらうおうと、張り切って仕込みに入る。
そんなお婆ちゃんを見て、ルンルンは旅立ちを告げる。お婆ちゃんも隣の夫婦も、口々にルンルンに感謝をするのだった。

ルンルンの優しさと、これからもぶどう酒づくりに励むことをセシールのお墓に報告したお婆ちゃんに、セルジュは赤いケシの種を手渡した。


《管理人が斬る! この回の見どころ》
ルンルンの明るさそのものがおばあちゃんのなぐさめになる、という点で、ルンルンのキャラクターをより好印象に強調する回であると言えます。
つれなくされても尽くすルンルンの姿に、頭が下がります・・・。
ヤボーキの絡み方はやや中途半端な感がなきにしもあらず。
しかし、何を隠そう、管理人が「花の子ルンルン」をリアルタイムで見た、記念すべき初めての回なのであります!(これより前の分は再放送で見ました)
当時から「ぶどうフェチ」だった管理人は、一気にノックアウトされてしまったという訳でございます。

リンクフリー このページへのリンクは以下のタグを貼り付けて下さい。
<a href="http://www.lunlun.biz/archives/2006/02/post_123.html" target="_blank">花の子ルンルン大辞典:第6話「ぶどう畑のお婆ちゃん」</a>
 
花の子ルンルン大辞典サイトマップ | 花の子ルンルン大辞典