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第8話「小さなコロンブスの夢」

放映日:1979年3月30日
舞台:スペイン・バルセロナ
花言葉:たちあおい「大きな志」
ゲストキャラ:ペドロ(無人島発見を夢見る少年)

「七色の花」を探してスペインの港町・バルセロナにやってきたルンルン一行。
ここはかつて、コロンブスが新大陸を発見したあと、帰港したところなのだ。港にはコロンブスの銅像が建ち、航海に使われた船の復元もおかれていた。

ルンルンに、少年が話しかけてきた。ペドロというその少年は、コロンブスについてとうとうと解説をし、ガイド料を要求してきた。ルンルンは「そんなこと言わなかったわ!サギよ!」と抵抗して逃げ出し、ベンチに腰かけていた老人に助けを求める。ペドロはその老人の顔を見ると、恐れをなして走り去っていった。

ルンルンを助けた老人はマシアス船長。ルンルンは船長から、ペドロは船を買うためにお金を貯めたいのだということを聞かされる。ルンルンの旅の目的を聞いた船長は、以前ペドロが「七色の花」について話していたことを思い出す。ルンルンはは再びペドロに会おうと港に戻る。

ペドロは、小銭かせぎのためにクルーザーの掃除をしていた。ルンルンは「七色の花のことを教えて」とペドロに頼む。バケツの水をかけられ、追い立てられてもなおペドロの後を追って頼みこむルンルン。街角に居合わせた子供たちは「まだそんなでたらめを信じていやがる」とペドロをからかう。ペドロは父親が無人島で発見したという七色の花の話を信じているのだ。「地図まで書いてくれたんだ!」反論するペドロ。しかしペドロの父親は、酒飲みのほら吹きと思われていた。
そこに母親があらわれて、ペドロを家に連れ帰る。

ルンルンはマシアス船長の家で、ペドロの父のことを聞く。
腕の良い船乗りだったが、大酒のみで、酒が原因で体をこわして死んでしまったのだ。
ルンルンは、ペドロが船を欲しがる理由を、七色の花のある無人島を見つけ、父親の話が真実であることを証明するためではないかと考える。

ルンルンは少しでも早くお金を貯められるようにとペドロの仕事を手伝おうとするが、またしてもペドロに追い返される。ヌーボとキャトーはあきれ顔だが、ルンルンは「私たちも七色の花を必要としていることをペドロにわかってもらおう」と、花の鍵を使い、観光ガイドに変身。
港で観光客を相手に、ペドロが話した内容でコロンブスのガイドをはじめる。

客も集まり、順調に進んでいたかに思えたが、そこへトゲニシアとヤボーキが現れ、ルンルンのガイドを妨害する。ルンルンは居合わせたペドロに耳打ちして、一旦は意地悪な質問を切り抜けるが、トゲニシアはなおもルンルンの知らないことを突っ込んできて、しどろもどろに・・・。愛想を尽かした客はみな去ってしまった。

トゲニシアは金持ちになりすまし、ペドロにクルーザーを与えて七色の花のある無人島に案内するよう持ちかける。「私を、コロンブスを援助したイザベラ女王と思って」

クルーザーが出発するのを止めようと、海に飛び込むルンルン一行。溺れそうになる様子を喜んだヤボーキは、うっかり尻尾を出してしまう。それを見たペドロはトゲニシアたちを海へ放り投げ、ルンルンたちを助けて無人島を目指す。

夜の海の上で、父の思い出を語るペドロ。父は、船が座礁し、打ち上げられた海岸で意識を回復したとき、この世のものとも思えない美しさの七色の花を見たのだという。
そのとき、海面に突き出た岩に船が激突!
クルーザーはまっぷたつに割れ、ルンルンたちは波に飲み込まれてしまった・・・。

一夜が明け、ルンルンたちは海岸に打ち上げられた。助かったのだ。
気がつくと、彼らのそばに、七色に輝く花が咲いていた。目的の無人島だと大喜びするルンルン、キャトー、ヌーボ、ペドロ。

そこへ現れたのは、昨夜からルンルンたちを探していたペドロの母親やマシアス船長、町の子供たち。ペドロとルンルンは、元のバルセロナの海岸に打ち上げられていたのだ。そして、七色に輝いて見えた花も、海岸に咲くありふれた花だった。

悔しがるペドロにルンルンは、「助かったじゃない!」と、生きていることの素晴らしさを話す。きっとペドロの父親も、七色の花の思い出を通じて、そのことを伝えたかったのだと。

ペドロも、自分にとっての七色の花を発見したと納得する。そしてルンルンは本当の七色の花を、ペドロは無人島を探し出そうと誓い合う。ルンルンは旅立つ前にコロンブスの銅像にお別れを告げようと、ペドロに送られて海岸を後にする。そこへセルジュが現れ、ペドロの母親やマシアス船長、町の子どもたちに、たちあおいの花の種を渡す。

《管理人が斬る! この回の見どころ》
ペドロをからかう町の子供たちの一人は、セルジュ役の水島裕さんが担当している。張りのある「2枚目声」なもんだから、ガヤやっても目立つのねぇ・・・しかもイキイキ楽しそうにやってる感じがするし。

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